帯広百年記念館とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 帯広百年記念館の意味・解説 

帯広百年記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 06:19 UTC 版)

帯広百年記念館
施設外観(2013年10月)
日本内の位置
施設情報
事業主体 帯広市
管理運営 帯広市生涯学習部
延床面積 4,300 m²[1]
開館 1982年10月24日[1]
所在地 080-0846
日本北海道帯広市字緑ヶ丘2
位置 北緯42度54分25秒 東経143度11分11秒 / 北緯42.90694度 東経143.18639度 / 42.90694; 143.18639座標: 北緯42度54分25秒 東経143度11分11秒 / 北緯42.90694度 東経143.18639度 / 42.90694; 143.18639
アクセス 北海道旅客鉄道(JR北海道)帯広駅から車で約10分[2]
帯広駅バスターミナルから「春駒通12条」バス停下車徒歩7分、「緑ヶ丘6丁目・美術館入口」バス停下車徒歩8分[2]
外部リンク

http://museum-obihiro.jp/occm/

帯広百年記念館の公式ホームページ
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

帯広百年記念館(おびひろひゃくねんきねんかん)は、北海道帯広市にある総合博物館。この項目では分館の埋蔵文化財センターについても記載する。

概要

博物館と創造活動センターの機能を持った複合施設である。

常設展示では十勝の歴史・産業・自然を紹介し、博物館講座・郷土学習見学会・自然観察会などのプログラムを開催している。

また、館内にアイヌ民族文化情報センター「リウカ」があり、アイヌ民族の文化や歴史を学習することができる。

創造活動センターでは陶芸や七宝などの「もの作り」講座を開催し、各種団体の学習や発表の場として貸し室を行っている。

帯広市図書館帯広市児童会館おびひろ動物園と各施設の特色を活かしながら、連携したイベントも開催する[3]

歴史

依田勉三率いる晩成社一行が帯広に入植した1883年(明治16年)から100年目となる1982年昭和57年)に緑ヶ丘公園に開館[4][5]自治省事業の「田園都市中核施設」全国第1号となる施設[1]

2005年平成17年)には分館「埋蔵文化財センター」が市内西23条南4丁目26-8にオープン。帯広市内の遺跡発掘調査で出土した土器石器などを保管し公開する。

2006年(平成18年)に「アイヌ民族文化情報センター(リウカ)」が館内にオープンした。「帯広市アイヌ施策推進計画」に基づく。

利用案内

  • 開館時間
    • 常設展示室 9:00 - 17:00
    • 創造活動センター 9:00 - 22:00
  • 休館日:月曜日、祝日の翌日(ただし翌日が土曜・日曜の場合は開館)、年末年始(12月29日から1月3日)

施設

博物館

常設展示室

  • 第1展示室
    • 「イントロダクション」
    • 「開拓の夜明けと発展」
    • 「十勝の自然」
    • 「十勝のくらし」
    • 「十勝農業王国の確立」
  • 第2展示室
    • 「十勝平野のおいたち」
    • 「十勝の先史時代」
    • 「十勝のアイヌ文化」

特別展示室

その他

  • 特展準備室
  • 実験室
  • 文献資料室
  • 収蔵庫(第1、第2)

アイヌ民族文化情報センター「リウカ」

  • 事業内容
    • アイヌ文化の普及・啓発
    • アイヌ文化の研究促進
    • アイヌ文化の市民理解の促進
    • アイヌ文化に関係する事業の情報提供
    • 国内外の研究成果の集積と研究機関とのネットワーク形成

創造活動センター

  • 1号室(陶芸実習室)
  • 2号室(講演・会議・音楽・演劇)
  • 3号室(木彫・七宝・工作)
  • 4号室(舞踏・演劇練習)

埋蔵文化財センター

帯広市役所の独身寮として住宅街の一角に建設されたが、市内に単身者向けアパートが増えたことから帯広百年記念館の文化財を収蔵するための分館へと整備した[6]発掘調査で出土した資料の展示、帯広市内の遺跡から出土した土器・石器などの収蔵と公開、発掘調査で出土した土器・石器などの整理作業、遺跡・考古学に関する出前講座を行っている。

展示

  • 矢じりの流行り
  • 縄文人の道具箱
  • 大正8遺跡の5,800年前
  • 帯広の縄文土器
  • 大正遺跡群の土器
  • 帯広市内の遺跡から出土した土器

脚注

  1. ^ a b c 帯広百年記念館の概要”. 帯広百年記念館. 2020年7月12日閲覧。
  2. ^ a b 利用案内 - 帯広百年記念館”. 帯広百年記念館. 2020年7月12日閲覧。
  3. ^ 実施事業・行事”. 帯広市. 2015年6月29日閲覧。
  4. ^ おびひろのプロフィール”. 帯広市. 2015年4月24日閲覧。
  5. ^ 語り継がれた帯広の歴史”. 帯広市. 2015年4月24日閲覧。
  6. ^ “まちマイNEWS 開西・森の里編 今日の話題「歴史」 帯広百年記念館 埋蔵文化財センター”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社). (2012年11月22日). http://www.tokachi.co.jp/feature/201211/20121122-0014107.php 2015年6月30日閲覧。 

参考資料

外部リンク


帯広百年記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 09:37 UTC 版)

緑ヶ丘公園 (帯広市)」の記事における「帯広百年記念館」の解説

詳細は「帯広百年記念館」を参照 博物館機能創造活動機能持ち合わせ複合施設アイヌ民族文化情報センターリウカ」を併設している。 開館時常設展示室:9:00から17:00創造活動センター:9:00から22:00 休館日:月曜日祝日翌日(ただし翌日土曜・日曜場合開館)、年末年始12月29日から1月3日

※この「帯広百年記念館」の解説は、「緑ヶ丘公園 (帯広市)」の解説の一部です。
「帯広百年記念館」を含む「緑ヶ丘公園 (帯広市)」の記事については、「緑ヶ丘公園 (帯広市)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「帯広百年記念館」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「帯広百年記念館」の関連用語

帯広百年記念館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



帯広百年記念館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの帯広百年記念館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの緑ヶ丘公園 (帯広市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS