市中心部の戦いとは? わかりやすく解説

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市中心部の戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 08:20 UTC 版)

マニラの戦い (1945年)」の記事における「市中心部の戦い」の解説

市中心部港湾部にもアメリカ軍突入したマラカニアン宮殿激戦地となり破壊された。南からのアメリカ11空挺師団2月11日ニコラス飛行場占領し13日には北部からの第14軍団接触した日本軍官公庁などの強固な建造物拠って抵抗したが、包囲下に陥っていった日本側の第14方面軍南西方面艦隊司令部などは、マニラ海軍防衛隊撤退実現しようとなお努力していた。岩淵少将命令に従って2月9日マニラ市内からフォート・マッキンレーに司令部移していたが、市内部隊脱出困難な状況見て11日司令部市内戻してしまった。連合軍戦力過小評価した振武集団本隊は、撤退支援士気高揚のため、歩兵第31連隊主力などの6個大隊をもって総攻撃出たが、死傷600名以上の損害受けて18日までに撃退された。19日にはフォート・マッキンレーも陥落し市内日本軍は完全に孤立した2月14日岩淵少将はこの戦いにおける戦訓打電した内容勝手に陣地放棄する指揮官が多い事、寄せ集め即席部隊ゲリラにも劣る烏合の衆などであった2月24日岩淵少将は、拠点死守する旨の決別電を発した25日市内日本陸軍部隊はついに一斉脱出試みたが、途中戦闘野口大佐2人大隊長戦死した。翌26日岩淵少将もできる限り部下脱出させた後に司令部自決した3月3日アメリカ軍マニラでの戦闘終結宣言した

※この「市中心部の戦い」の解説は、「マニラの戦い (1945年)」の解説の一部です。
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