市・郡・区の下位行政区画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:56 UTC 版)
「大韓民国の地方行政区画」の記事における「市・郡・区の下位行政区画」の解説
基本的に、市・区の下には洞が、郡の下には邑・面がある。 都市部に置かれた洞は日本の市における町名・大字に相当する。支所・出張所と公民館の機能を併せ持った「住民センター(旧洞事務所)」が置かれている。郡部に置かれた邑・面はそれぞれ日本の町・村に当たるが、自治権は持たない。邑・面にもそれぞれ、「洞事務所」と同様の機能を持つ「邑事務所」「面事務所」がある。1995年以後に市と郡が合併してできた市、人口規模の大きな郡を丸ごと昇格させた市を「都農複合形態市」と呼び、同じ市の中でも洞と邑・面が置かれている。 洞の下には統が、さらにその下には班がある。統は日本でいえば町内会・自治会に相当し、班は町内会・自治会内の班に相当するが、統・班は「10統3班」のように数字で表され、住所を書く際に番地の後ろにカッコ書きで統・班を表示することがある。 邑・面の下には里があり、これは日本の町村における大字に相当する。韓国の統計書では、これら末端の行政組織の人口・世帯数もカウントされている。 各市道における市・郡・区の数市・郡・区行政市・一般区邑・面・洞計市郡区行政市一般区計邑面洞合計2267582692353,0522201,1932,089特別市 ソウル特別市 25 25 423 424 広域市 釜山広域市 16 1 15 2063 2 201 大邱広域市 8 1 7 1393 6 130 仁川広域市 10 2 8 1461 19 129 光州広域市 5 5 95 95 大田広域市 5 5 79 79 蔚山広域市 5 1 4 564 8 44 道 京畿道 3128 3 17 56033 108 419 江原道 187 11 19324 95 74 忠清北道 123 8 4 15315 87 51 忠清南道 158 7 2 20724 137 46 全羅北道 146 8 2 24115 144 82 全羅南道 225 17 29733 196 68 慶尚北道 2310 13 2 33236 202 94 慶尚南道 188 10 5 31521 175 119 特別自治道 済州特別自治道 2 437 5 31 特別自治市 世宗特別自治市 131 9 3 2016年地方自治団体行政区域及び人口現況
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