巻藁船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/03 01:54 UTC 版)
権丸(ごんまる)…権現町所有 安政2年(1857年)以前に創建され以後祭礼に出されてきたが、昭和34年(1959年)の伊勢湾台風で壊滅的な被害に遭い休止状態続いていた。しかし町民の熱望と努力により、何とか残すことができた先代の櫓と提灯の差込み台座を利用し、昭和63年(1988年)に見事復活を成し遂げた。芯柱には一年の月を表わす12個(閏年は13個)の赤い提灯を、台座には半球状に並べられた日数を表わす365個の提灯をつけて川面をゆったりと流す。尚、半球状の365個の提灯はこの地方では珍しく回転させることができ、祭礼ではお囃子に併せて緩急を付けた回し方で喝采を浴びている。櫓の形は三輌の御車と同じく前棚の付いた名古屋型となっている。氏神は町内の江崎社。
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