川治温泉郷から見えるダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/29 16:49 UTC 版)
「川治ダム」の記事における「川治温泉郷から見えるダム」の解説
ダム湖は「八汐湖」と呼ばれるが、名称の由来は栃木県の県花でこの辺りで咲き乱れる八汐ツツジに因る。この八汐湖により73世帯の住民が移転を余儀無くされ、用地補償の際には水源地域対策特別措置法(水特法)による国庫補助を受けている。このほか直下流の川治温泉より鬼怒川の景観確保のために水量維持を要求され、不特定利水として河川維持用水を放流している。 ダムは川治温泉郷から見える程の至近距離にあり、ダム天端から川治温泉が一望できる。鬼怒川温泉や竜王峡にも程近く新宿駅からJR東日本と東武鉄道が相互乗り入れを2006年(平成18年)より開始、交通手段も充実していることから五十里ダムとセットで観光地として多くの観光客が訪れる。右岸・左岸両方からアクセスできる珍しいダムで、道路も整備されていることから車での来訪が多い。ダム右岸には資料館もありダムの働き等を学ぶことができる他、売店やレストランもある。八汐湖は特に上流部で枯れ木などが湖に立っていることから魚釣りのスポットとして釣り客が多い。 八汐湖 河川維持放流 八汐湖空撮右下には野岩鉄道会津鬼怒川線や川治温泉街が見える。 鬼怒川上流ダム群
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