岸信介総理の発言とは? わかりやすく解説

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岸信介総理の発言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 06:52 UTC 版)

サイレント・マジョリティ」の記事における「岸信介総理の発言」の解説

日本でもこれを遡ること9年1960年昭和35年)のいわゆる安保闘争」の際に、当時首相岸信介ニクソンの「サイレント・マジョリティ」と近い意味の発言行った同年5月28日記者会見で「(安保反対の)デモには一般大衆からの批難の声がないが、どう思うか」との質問対し、岸は次のように述べた。 声なき国民の声に我々が謙虚に耳を傾けて日本民主政治将来考えて処置すべきことが私は首相に課せられているいちばん大きな責任だと思ってます。今は「声ある声」だけです。 — 岸信介1960年5月28日記者会見 安保反対運動参加していない国民多数派であり、彼らを声なき声表現し安保反対運動支持少数派述べた安保条約抗議して小林トミらによってつくられ安保条約反対派による市民グループ声なき声の会」はこの岸の言葉反発して名付けられた。「声なき声の会」はその後ベトナムに平和を!市民連合」(ベ平連)の母体となったサイレントマジョリティーである無党派層の声を判断するために後継池田勇人首相1960年10月24日断行した第29回衆議院議員総選挙安保解散)では、岸が提唱して池田発展させた所得倍増計画などの経済政策恩恵受けていた世論自民党への安泰ムード支配し自民党296議席獲得した。岸の言う通り安保闘争選挙への影響少なく保守合同強力になった自民党議席増やした

※この「岸信介総理の発言」の解説は、「サイレント・マジョリティ」の解説の一部です。
「岸信介総理の発言」を含む「サイレント・マジョリティ」の記事については、「サイレント・マジョリティ」の概要を参照ください。

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