岩戸線の短縮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:55 UTC 版)
その後、1984年に新川大橋が開通し、1987年にはゆりのき台団地への入居が始まり、萱田地区が新しい住宅地として生まれ変わってきた。これを受け、東洋バスも新川大橋を通る路線が新設されていった。具体的には、幕張〜八千代台線の勝田台への延長(八千代中学校、市民会館経由)、勝田台駅〜市民会館〜ゆりのき台(現・八千代中央駅)〜農業会館〜睦台運動広場(睦小学校と睦中学校の中間付近)線の開通が挙げられる。同時に、京成萱田線(当時は草野車庫〜八千代西高校)のゆりのき台経由便の新設も行われた。 一方で、大和田駅〜国道296線〜下市場〜勝田台駅間については、鉄道への平行度が高いからということからか減便されることとなり、岩戸線は勝田台駅北口発着となり、上高野工業団地(1968年〜)内を通過するように路線を改められた。これと同時に上高野工業団地、上高野、大師前を循環する上高野循環線が新設され、一部は循環せずに村上車庫を発着。 この時点では、まだ大和田営業所が存在し、白井、志津、農業会館、八千代台の4方面にバスが至っていた。八千代台行きはグランド経由と高津入口経由の2経路があった。以上のうち、白井、志津、農業会館行については、営業所近傍のポールから発着し、グランド前を経由するバスについては踏切の西側(今の大和田駅入口停留所とほぼ同じ)を発着していた。 これらにより、東洋バスのほとんどの路線は八千代台駅または勝田台駅から利用することができるようになり、大和田駅での鉄道との乗り継ぎの意義はかなり薄くなってきた。
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