山谷争議団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:15 UTC 版)
「山谷─やられたらやりかえせ」も参照 山谷争議団(さんやそうぎだん)は、1981年に立ち上げられた山谷地区で日雇い労働者らが組織する団体である。悪質業者追放現場闘争委員会(現闘委)が前身。結成以来、日雇い労働者を搾取していた手配師、暴力団及び右翼団体と対決した。特に日本国粋会(後の六代目山口組國粹会)系金町一家(現在は落合金町連合傘下)と激しい衝突を繰り返した。 1995年10月には山谷争議団のメンバーで革労協系の活動家の鈴木ギャーが、突如「新生山谷争議団」を名乗り、他の山谷争議団のメンバーらの除名宣言を一方的に行い、革労協系の活動家を集めて、山谷労働者福祉会館を突然占拠した。95年年末の越冬闘争中に革労協系の活動家が占拠する山谷労働者福祉会館に山谷争議団のメンバーが奪還の為に突入。その後は山谷争議団側が山谷労働者福祉会館を現在に至るまで確保している。一方の鈴木らは東京・山谷日雇労働組合(山日労)を名乗って今に至る。 現在も越冬闘争の炊き出しを山谷争議団は城北福祉センター前で行っているが、赤砦社系の山日労は玉姫公園で行うなど対立関係は続いている。 山谷労働者福祉会館 (@sanyadesu) - Twitter (山谷争議団/反失実) 東京・山谷日雇労働組合 (@yamanichirou) - Twitter (赤砦社系)
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