山田あかねとは? わかりやすく解説

山田あかね

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/16 06:57 UTC 版)

山田 あかね(やまだ あかね)は、東京都新宿区出身の脚本家映像作家小説家エッセイスト

来歴・人物

区立小学校、東京女学館中学校・高等学校を経て、早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。大学在籍中から自主制作映画のクラブで脚本・監督して映画制作に携わるほか、女子大生ポルノ小説の執筆アルバイトを行っていた。

大学卒業後はテレビ制作会社「(株)イースト」に入社し、アシスタントディレクターとしての活動をはじめた。1995年、「終わりのいろいろなかたち」で第81回文學界新人賞佳作受賞。

2004年「ベイビーシャワー」(小学館)で第四回小学館文庫小説賞受賞。

現在は、映像演出家、作家として活動している。

2009年に創設した、(株)スモールホープベイプロダクション代表。

2010年映画「すべては海になる」監督。

2015年映画「犬に名前をつける日」監督。

ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側」(フジテレビ・2018)にて優れたテレビドキュメンタリーにおくられる、第45回 放送文化基金優秀賞受賞。

ザ・ノンフィクション 花子と先生の18年」(フジテレビ・2020)にてニューヨークフェスティバル銅賞受賞するなど、犬と猫の命をテーマにした作品も多い。

2019年、エンジン01文化戦略会議が主催の第3回「川島なお美動物愛護賞」を受賞した。

2021年8月、飼い主のいない犬と猫へ医療費支援を行う「ハナコプロジェクト」を俳優の石田ゆり子と創設。代表理事を務めている。

代表作

テレビ番組

テレビドラマ

著書

  • 『すいか シナリオBOOK』木皿泉共著(2004年、日本テレビ放送網)のち河出文庫
  • 『ベイビーシャワー』(2004年、小学館) - 第4回小学館文庫小説賞受賞作
  • すべては海になる』(2005年、小学館)のち文庫 
  • 『女の武士道』PHP文庫、2007
  • 『オトナの片思い』(2007年、角川春樹事務所) ※『やさしい背中』を収録。
  • 『しまうたGTS』(2007年、小学館)
  • 『まじめなわたしの不まじめな愛情』(2008年、徳間書店
  • 『もしも、この世に天使が。青の章』(2008年、講談社
  • 『もしも、この世に天使が。白の章』(2008年、講談社)
  • 『犬に名前をつける日』 (2015年、キノブックス)
  • 『犬と猫の向こう側』(2018年、扶桑社)
  • 『犬部! 映画小説版』朝日新聞出版〈朝日文庫〉、2021年6月。ISBN 978-4-02-264991-1 
  • 『犬は愛情を食べて生きている』光文社、2021年6月。 ISBN 978-4-334-95251-8 

映画

  • クリアネス(2007年、脚本担当、監督:篠原哲雄)
  • 闘茶 tea fight(2008年、脚本担当、監督:ワン・イェミン)
  • すべては海になる(2010年、監督、脚本)
  • 犬に名前をつける日(2016年、監督、脚本、ドキュメンタリー)
  • 犬部!(2021年、脚本担当、監督:篠原哲雄)
  • 犬と戦争 ウクライナで私が見たこと(2025年、監督、ドキュメンタリー)

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