小杉泰とは? わかりやすく解説

小杉泰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/08 02:17 UTC 版)

小杉 泰 こすぎ やすし
人物情報
生誕 (1953-12-10) 1953年12月10日(71歳)
日本北海道夕張市
出身校 アズハル大学
学問
研究分野 イスラム学
研究機関 国際大学京都大学立命館大学
学位 法学博士(京都大学)
主な受賞歴 紫綬褒章
サントリー学芸賞
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小杉 泰(こすぎ やすし、1953年12月10日[1] - )は、日本イスラム研究者。立命館大学立命館アジア日本研究機構教授。元京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授。紫綬褒章受章。

経歴

1953年、北海道夕張市生まれ[2]神奈川県立希望ヶ丘高等学校を経て、東京外国語大学アラビア語学科に進学[2]。その後、エジプトに留学し、1983年、エジプト国立アズハル大学イスラーム学部タフスィール・クルアーン学科卒業[2]

1984年、国際大学大学院国際関係学研究科助手[2]、1985年、同大学中東研究所主任研究員・主幹[2]、1986年同大学大学院国際関係学研究科専任講師[2]。1989年、同助教授[2]、1997年、同教授[2]。1998年、京都大学東南アジア研究センター教授[2]。1998年、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授[2]。1999年、京都大学より法学博士の学位を取得[2]。2008年~2010年、朝日新聞日曜紙面にて書評委員を担当。2005年、日本学術会議第一部会会員(第20期、2011年まで)[2]

2019年、京都大学を定年退職[2]、名誉教授[2]立命館大学立命館アジア日本研究機構特別招聘研究教授[2]。2024年、同招聘研究教授[2]

受賞・栄典

著書

単著

編著

  • 『イスラームに何がおきているか――現代世界とイスラーム復興』(平凡社, 1996年/増補版, 2001年)
  • 宗教の世界史 イスラームの歴史. 2. イスラームの拡大と変容 山川出版社 2010.10.

共編著

訳書

脚注

  1. ^ 小杉 泰(京都大学教育研究活動データベース)(2012年2月7日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 「<知の先達たちに聞く(16): 小杉泰先生をお迎えして>小杉泰先生 --略歴--」『イスラーム世界研究』第18巻、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター、2025年3月、111-112頁、doi:10.14989/293734 
  3. ^ 役所広司さんに紫綬=漫画家の萩尾さんも―春の褒章”. 東京書籍 (2012年5月1日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月29日閲覧。

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