小川阿蘇神社とは? わかりやすく解説

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小川阿蘇神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/07 01:45 UTC 版)

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小川阿蘇神社
所在地 熊本県宇城市小川町小川11
位置 北緯32度35分09秒 東経130度42分34秒 / 北緯32.585766度 東経130.709517度 / 32.585766; 130.709517座標: 北緯32度35分09秒 東経130度42分34秒 / 北緯32.585766度 東経130.709517度 / 32.585766; 130.709517
主祭神 阿蘇十二神
社格 村社
創建 1040年(長久元年)
例祭 7月15日
10月15日
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小川阿蘇神社(おがわあそじんじゃ)は、熊本県宇城市小川町小川にある神社である。旧社格は村社。

歴史

下益城郡誌(下益城郡教育支会編)によると、1040年長久元年)に肥後領主阿蘇大宮司が、家臣2人をつかわし、阿蘇神社の分霊を勧請し、田地8町3反3畝を付したのに始まる。

1586年天正14年)、島津義久が田地2町3反を戦勝を祈り奉納したが、1587年(天正15年)には、佐々成政により領地を没収された。さらに、キリシタン大名小西行長により社殿の焼打ちにあうが、加藤清正によって佐々成政がとりあげた領地は、元通りにかえされた。

祭神

合祀

  • 南小川神社が合祀されている。南小川神社は、1041年(長久2年)に阿蘇三の宮を東小川三角山に勧請し創建。のち南小川亀の甲に移転。大正年間に、小川阿蘇神社に合祀された[1]
    • 南小川神社の主祭神は、阿蘇三の宮(國龍神)。

例祭日

  • 7月15日 - 夏祭り。つくりもの。
  • 10月15日 - 秋祭り。ソライ亀、トコセイ、獅子舞い。

境内社

境内

  • 大樟 - 船繋ぎの楠(宇城市指定天然記念物。1975年昭和50年)指定)
    • 樹囲約13メートル。樹高約32メートル。樹齢約1300年。熊本県下有数の樟の巨樹。
  • 鶯宿梅

脚注

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  1. ^ 小川町史編纂委員会編纂 『小川町史』 小川町役場(熊本県)、1979年

参考文献

  • 下益城郡教育支会編 『下益城郡誌』 1922年、(名著出版復刻、1973年)
  • 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年、638頁
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編纂 『角川日本地名大辞典 43 熊本県』 角川書店、1987年、256頁
  • 小川町教友会編纂 『小川のむかしばなし』 小川町教友会、2001年

関連項目




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