尊久老稲荷神社とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 神社名 > 尊久老稲荷神社の意味・解説 

尊久老稲荷神社

読み方:ソンクロウイナリジンジャ(sonkurouinarijinja)

教団 神社本庁

所在 宮城県亘理郡亘理町

祭神 宇迦之御魂神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

尊久老稲荷神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/29 14:31 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
尊久老稲荷神社
所在地 宮城県亘理郡亘理町長瀞字坂下165
位置 北緯38度1分18.49秒 東経140度50分57.81秒 / 北緯38.0218028度 東経140.8493917度 / 38.0218028; 140.8493917 (尊久老稲荷神社)座標: 北緯38度1分18.49秒 東経140度50分57.81秒 / 北緯38.0218028度 東経140.8493917度 / 38.0218028; 140.8493917 (尊久老稲荷神社)
主祭神 宇迦之御魂神
埴山姫神
大山祇神
菊理比賣神(合祀)
社格 村社
創建 承和9年(842年)
本殿の様式 流造
例祭 3月28日
地図
尊久老稲荷神社
尊久老稲荷神社 (宮城県)
テンプレートを表示

尊久老稲荷神社(そうくろいなりじんじゃ)は、宮城県亘理郡亘理町にある神社である。旧社格は村社。

ご由緒

承和9年(842年)、陸奥国守参議小野篁が巡行の際、一人の子供が篁一行を道案内した。一行が亘理長瀞に着くと、子供は「余の住みかはこの深山なり」といって真っ黒な一匹の黒い狐にその姿を変え、消えて行ったという。篁はこの狐に恩義を感じ、狐の消えた場所に祠を建てて祭った事が起源とされている。その後全身真っ黒のお稲荷さま「総黒稲荷」を「尊久老稲荷」に呼び変えて、今に至っている。戊辰戦争の際、亘理伊達氏はこの社殿の前に集合し、必勝祈願を行ってから出陣したという。

明治5年(1872年)11月に村社に列格された。

そ の他

尊久老稲荷の総黒の狐と竹駒稲荷の純白の狐は夫婦であり、尊久老稲荷神社には竹駒神社まで続く洞穴が何処かにあるといわれている。社殿の南側の斜面には、その洞穴だと云われる「きつね穴」がある。

神社の入り口には見事なエドヒガンザクラがあり、付近の農家がこのサクラの開花を目安に稲の種まきを行った事から「種まき桜」と呼ばれている。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「尊久老稲荷神社」の関連用語

尊久老稲荷神社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



尊久老稲荷神社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの尊久老稲荷神社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS