実栗

デジタル大辞泉

み‐くり【実^×栗／三^＝稜^＝草】

読み方：みくり

ガマ科の多年草。池沼などに生え、高さ約1メートル。葉は線形で長い。夏、球状の頭状花をつけ、枝の上部に雄花、下部に雌花がつく。実は先がとがり、基部が楔(くさび)形をなすが、集合した形はクリのいがに似る。やがら。

撮影・広瀬雅敏

薬用植物一覧

ミクリ

科名： ミクリ科 別名： - 生薬名： ケイサンリョウ（荊山稜） 漢字表記： 実栗 原産： ユーラシア 用途： 浅い水辺に自生する多年草。集合花が栗に似ているのでこの名があります。根茎を漢方で腹痛・産後の出血性腹痛の鎮痛などに用います。 学名： Sparganium stroniferum Hamilt.

植物図鑑

みくり (実栗)

●わが国の各地をはじめ、アジアに広く分布しています。池沼の浅い水中に生え、高さは７０～１００センチになります。水底の地下茎から、３稜形の葉を直立してだします。６月から８月ごろ、花茎を伸ばして分枝し、上部に雄花序と下部に雌花序をつけます。名前は、果実を「くり（栗）」に見立てたもの。
●ミクリ科ミクリ属の多年草で、学名は Sparganium erectum。英名は Bur reed。

ミクリのほかの用語一覧

ミクリ：

実栗  玉実栗

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植物名辞典

実栗

読み方：ミクリ（ｍｉｋｕｒｉ）

ウキヤガラの別称。
カヤツリグサ科の抽水性多年草、薬用植物

学名 Scirpus fluviatilis

実栗

読み方：ミクリ（ｍｉｋｕｒｉ）

ミクリ科の抽水性多年草、薬用植物

学名 Sparganium erectum subsp.stoloniferum