実写映画版オリジナルの試練
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:07 UTC 版)
「神さまの言うとおり」の記事における「実写映画版オリジナルの試練」の解説
「しろくま」 終了条件:本当のこと、言ったならおわり ゲーム内容:嘘つき探し キャッチコピー:嘘つきは大っ嫌い。 実写映画版において、「こけし」に続く形で行われたゲーム。フィールドは雪国のように氷結した銭湯。巨大な木彫りの熊を白くした外見の「しろくま」が出現し、「しろくま」の質問に参加者が正直に答える。全員が正直に回答すればゲームクリアとされるが、その中で嘘つきがいた場合、2分以内に嘘をついていると思われる人物を生贄として「しろくま」に捧げなければ全員が喰い殺される。 嘘をついているのは「しろくま」そのもの(「全員が正直に質問に答えればクリアできる」「この人間たちの中に嘘つきがいる」という嘘」)であり、クリア条件に当たる「本当のこと」とは、上記の「しろくま」の質問に回答することではなく、その「しろくま」の正体が偽物であることを断言すること(瞬曰く「純白なしろくまではなく、腹のドス黒い悪魔」)。また「しろくま」は実は黒い木彫りの熊の表面を白くコーティングしただけであり、瞬が正解を言う間際に暴れて襲うという往生際の悪さを見せた。 「まとりょーしか」 終了条件:カンケリしたならおわり ゲーム内容:カンケリ キャッチコピー:カンケリできる? 実写映画版において、「しろくま」に続く形で行われたゲーム。表向きは終了条件通り「缶けり」。 くじびきで鬼を決め、日が落ちるまで(およそ一時間)を制限時間として缶けりを行う。時間内に3人以上見つける事が出来れば鬼の勝ち。見つける事が出来なければ鬼の負け。鬼に捕まる前に缶を蹴る事が出来れば捕まった人達を解放する事が出来る。缶を蹴れば爆発すると説明されるがそれは嘘であり、このゲームは敗者が死亡する事も無い完全な「お遊び」である。ただし、ゲーム終了後にご褒美として渡されるアイスキャンディーの棒に「あなた 生きる」「あなた 死ぬ」と書かれており、後者はマトリョーシカのビームにより殺害される。原作の「うらしまたろう」同様、「運」が試されるゲーム。 なお、実写版では途中から原作の流れと一変して異なる試練が登場しているが、実はそれらも「しりとり」の流れを組んでおり、「だるま」→「まねきねこ」→「こけし」→「しろくま」→「マトリョーシカ」→「神」と順に追っていたことが物語ラストのマトリョーシカの解説で判明する。
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