実写映画版雑記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 23:50 UTC 版)
映画版は原作者の大川悦生の疎開先の長野県上田地域を舞台にしている。 原作では一郎が中国大陸で戦死した際におかあさんの元に遺骨が戻ってきたが、映画版では土しか持って帰ることができなかった。 原作では二郎は南方の島、五郎はビルマの部隊に配属されたが、映画版では南方の島で二人が再会を果たした。 原作では末っ子の七郎(映画版では六郎)は特別攻撃隊の飛行機で敵の軍艦に突撃したが、映画版ではサイパン島のバンザイクリフで身投げするシーンに置き換えられた。 原作では最後、桐の木は古くなって伐採され、五郎によってクルミの木が植えられたが、映画版では7本の桐が現在も残されて、役人が老人となったサユリを訪ねた際に、サユリに桐の伐採を咎められた。
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