宝剣・宝槍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 10:19 UTC 版)
「覇剣の皇姫アルティーナ」の記事における「宝剣・宝槍」の解説
帝意破軍ノ弐(アルメヴィツファ・ヴォロンテ) ベルガリア帝国初代皇帝の剣で、七本ある内の二番目にあたる宝剣。銀色に輝く片刃の直刀で大軍での戦に勝利をもたらすと信じられている。現在はラトレイユが所持している。 帝足音切ノ参(ヴィテスペース・トロワ) ベルガリア帝国初代皇帝の剣で、七本ある内の三番目にあたる宝剣。長さ4Pa(30cm)程の短剣で、炎帝の足の長さに等しいされる。幅広の根元から先端にむけて細長い三角形を描くような形状で、両刃だが紙のように薄いうえに軽く、音すら切れるほどに早く斬れると謳われている。 バスティアンがハイブリタニアに留学する際、出国前夜に宝物庫から無断拝借する形で保有しており、リアン15世からは事後承諾に近い形で所持を公的に認められている。 帝身轟雷ノ四(グラントネール・カトル) ベルガリア帝国初代皇帝の剣で、七本ある内の四番目にあたる宝剣。全長26Pa(192cm)におよぶ大剣で、炎帝の背丈に等しいとされる。精霊銀で作られているために頑丈で鋭いが、装飾華美で刃先が重いわりに柄の部分が細いために取り回しづらく、実戦で使うには不向きな剣である。実は本編開始から300年ほど前の平和な時代に当時の皇帝が持ち上げられるように改修されたためにこのような欠陥が生まれている。 アルティーナが帝都を去る際に餞別として七本の宝剣のいずれかを所望し、アルティーナが4番目の子であることにちなんでリアン15世から貸し与えられた。アルティーナは使いづらいのを承知で使用していたが、フランツィスカとの戦いで柄の部分が折れ曲がり損耗したため、鍛冶師のエンツオによって打ち直され、その際に先述の欠陥も修復された。兵士たちからは部隊の象徴と認識されている。 帝怒炎山ノ六(ラージュヴォルカン・シス) ベルガリア帝国初代皇帝の剣で、七本ある内の六番目にあたる宝剣。紅と金を基調とした装飾が施された長剣であり、刃は黄金で出来ているかのように輝いている。かつては盾と合わせて戦争で使用されていたとされる。現在は所持者はなく、宮廷の宝物庫に長らく収蔵されていたが、ラトレイユの即位後の祝典で久々に展示された。 護帝護国ノ七(テファーンドル・セット) ベルガリア帝国初代皇帝の剣で、七本ある内の七番目にあたる宝剣。幅広の刀身を持ち背に櫛状の切込みが彫られた異形の剣。バルザック家が初代皇帝から賜り、代々引き継いでいる。 貴婦人の髪(レシュヴデュヌダム) ジェロームが所有する銀色の馬上槍。長さは42Pa(311cm)で穂先は精霊銀で作られている。触れただけで相手の武器を砕くといわれる業物。
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