安全装備・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 22:12 UTC 版)
「スズキ・アルト (8代目)」の記事における「安全装備・その他」の解説
安全装備については、アルトでは初となるレーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)をはじめ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナルが導入され、「ワークス」の5AGS車及び「X」と「ターボRS」に標準装備、「L」・「S」及び「F」とバン「VP」の5AGS車に「レーダーブレーキサポート装着車」としてオプション設定した。これにより、バン「VP」の「レーダーブレーキサポート装着車」は商用車初となるASV(先進安全自動車)となったが、2019年7月2日現在「VP」でそのオプションが廃止されてしまっている。そのほか、7代目まではグレード別設定(標準装備又はメーカーオプション設定)だった4輪ABS(EBD・ブレーキアシスト付)やアルトでは初採用のESPは「ターボRS」や「ワークス」を含めたセダン全車に標準装備。4輪ABSのオプション設定自体が無かったバン「VP」についても4輪ABSやESPが標準装備されている。さらに、セダン全車には運転席のみだったシートベルトリマインダーを助手席にも拡大した。 2018年12月の一部仕様変更では、乗用モデルにおいて衝突被害軽減ブレーキがレーザーレーダーに単眼カメラが搭載されたデュアルセンサーブレーキサポートとなり、併せて、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストが追加。併せて、リアバンパーに4ヶ所の超音波センサーが内蔵されたことで後退時の衝突被害軽減ブレーキとなる後退時ブレーキサポートやリアパーキングセンサーも備わり、誤発進抑制機能は前方に加えて後方にも追加された。これらの装備は従来から標準装備されている「ワークス」の5AGS車と「X」に加え、「S」にも標準装備化された。「F」の5AGS車と「L」は従来通りオプション設定だが、名称が「スズキ セーフティ サポート」に改められた。なお、エマージェンシーストップシグナルはセットオプションから切り離され、従来設定されていなかった「F」や「ワークス」の5MT車を含めて乗用モデル全グレード標準装備となった。この衝突被害軽減ブレーキの変更に伴い、バン「VP」は2019年7月の仕様変更で衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナルが非装備となった。 そのほか、ステアリング機構には軽自動車で初となる可変ギアレシオステアリングを採用し、フロントドアには1段目の開き幅を小さくした中間2段ストッパーを採用した。
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