宇佐美魚目とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 宇佐美魚目の意味・解説 

宇佐美魚目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 01:18 UTC 版)

宇佐美 魚目(うさみ ぎょもく、1926年9月14日 - 2018年10月19日)は、愛知県出身の俳人書家。本名は和男。名古屋市生まれ、愛知県第一中学校卒。19歳のとき父・野生の勧めで俳句をはじめ、翌年より「ホトトギス」に投句、高濱虚子橋本鶏二に師事。また「牡丹」「桐の葉」でも学ぶ。1954年、愛知県愛知郡鳴海町(現、名古屋市緑区鳴海町)にて書道塾を開く。書は武市秀峰に師事。蜻蛉会、舟上会主宰(幹事長:宮川一水)。「桐の花」「鷹」「雪」を経て、1957年に鶏二の「年輪」創刊に参加、編集を担当。また野見山朱鳥に兄事。1958年、第1回年輪賞、第1回四誌連合会賞受賞。1963年、波多野爽波の「青」同人参加。1984年、大峯あきら岡井省二らと「晨」を創刊、二人とともに代表同人を務める。1990年、中日俳壇選者。1998年、愛知県芸術文化選奨受賞。代表句に「最澄の瞑目つづく冬の畦」「雪兎きぬずれを世にのこしたる」などがあり、骨格な確かな写生に幻想味を加えた句風を持つ。現代俳句協会会員。

著書

  • 句集『崖』 近藤書店、1959年
  • 句集『秋収冬蔵』 永田書房、1975年
  • 句集『天地存問』 角川書店、1980年
  • 句集『紅爐抄』 本阿弥書店、1985年
  • 句集『草心』 角川書店、1989年
  • 『宇佐美魚目作品集』 本阿弥書店、1990年
『崖』から『草心』まで5句集を収録した全句集。
  • 『花神コレクション〈俳句〉 宇佐美魚目』 花神社、1996年
『崖』を完全収録のほか、自選500句、初句索引・季題別索引を付した選集。
  • 句集『薪水』 花神社、1996年
  • 句集『松下童子』 本阿弥書店、2010年
  • 『魚目句集』 青磁社、2013年
『崖』から『松下童子』まで7句集を収録した全句集。

脚注

[脚注の使い方]

参考文献

外部リンク





固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から宇佐美魚目を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から宇佐美魚目を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から宇佐美魚目 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宇佐美魚目」の関連用語

宇佐美魚目のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宇佐美魚目のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの宇佐美魚目 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS