学校以外での儀式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 03:44 UTC 版)
学校のほか官庁等においても奉祝式や祝賀式を行った。1937年より前は行っていないところもあったが、この年の明治節から成るべく行うように政府から求められた。また式に参列しない者も、当日午前9時の「国民奉祝の時間」に各々の場所で全国一斉に宮城遥拝を行うことになった。1939年の明治節からは、学校や官公署のほか、各種団体、会社、銀行、工場などにおいても奉祝式を行うか、あるいは奉拝式を行うことになった。また市町村にあっては成るべく神社・学校・公会堂など適当な場所において奉祝の方法を講じることになった。1941年の明治節以降、奉祝式などの行事は神社の祭典と密接な関係のもとに行うこととされた。1942年の文部省「礼法要項」制定により、学校以外の団体で行う行事は学校での儀式に準じて行うべきことが明確になった。1943年の明治節以降は奉祝式ではなく、もっぱら奉拝式を行うこととされた。
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