奴婢とは? わかりやすく解説

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ど‐ひ【奴×婢】

読み方:どひ

召使い男女下男下女。ぬひ。


ぬ‐ひ【×婢】

読み方:ぬひ

古くは「ぬび」》

召使い男女下男下女

律令制における賤民(せんみん)の一。奴は男子、婢は女子のこと。官が所有する公奴婢(くぬひ)と私人所有する私奴婢とがある。


奴婢

読み方:ドヒ(dohi)

召し使い男女


奴婢

読み方:ヌヒ(nuhi)

律令制賤民の一


奴婢

読み方:ヌヒ(nuhi)

律令定められ五色賤のうちの最下級の賤民


奴婢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 07:43 UTC 版)

奴婢(ぬひ, ローマ字表記: Nuhi)は、律令制における身分制度社会階級の一つであり、良民(自由民)と賤民(非自由民)がある中の後者に相当する。(ぬ/やつこ, ローマ字表記: Nu / Yakko)は男性、(ひ/みやつこ, ローマ字表記: Hi / Miyakko)は女性を意味する。


注釈

  1. ^ 建安七子のひとり。
  2. ^ 私奴婢の一つ。寺封とともに寺を維持するための財産とされた。
  3. ^ 子供の父親は偽れるため、母親が良民などの場合は回避された。
  4. ^ 구사「丘」は服従の意。史は召史の意味。[要出典]

出典

  1. ^ a b c コラム アンニョンハシムニカ! 北東アジアの奴隷(奴婢) 大宅京平”. ハフポスト (2016年8月25日). 2019年3月22日閲覧。
  2. ^ 瀧川 1944, p. 38
  3. ^ 布施弥平治「家人奴婢の地位」『日本死刑史』成光館書店、1939年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268337/45 
  4. ^ 小島 1926, pp. 422–425
  5. ^ 神野, pp. 118–126.
  6. ^ 瀧川 1944, p. 39
  7. ^ 藤岡謙二郎、矢守一彦、足利健亮『歴史の空間構造 歴史地理学序説』大明堂、1976年、63頁。 
  8. ^ 朝鮮古書刊行会 1909, p. 38
  9. ^ アーソン・グレブスト『悲劇の朝鮮』白帝社1989年[要ページ番号]
  10. ^ 九州大学 法文学部 (2006). 思淵 第143~144号. p. 121 
  11. ^ “이영훈 서울대 교수 역사 강의 ‘환상의 나라’ 시리즈 인기몰이” (朝鮮語). http://www.mediawatch.kr/mobile/article.html?no=250551 2018年8月20日閲覧。 
  12. ^ 民を愛した王?「聖君」世宗を裏返す”. 東亜日報 (2018年3月24日). 2019年1月8日閲覧。
  13. ^ a b 林鍾国『ソウル城下に漢江は流れる』平凡社1987年[要ページ番号]
  14. ^ 黄文雄『立ち直れない韓国』光文社1998年[要ページ番号]
  15. ^ a b 李榮薫 著、永島広紀 訳『大韓民国の物語』文藝春秋、2009年2月、95-96頁。ISBN 4163703101 


「奴婢」の続きの解説一覧

奴婢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:56 UTC 版)

妓生」の記事における「奴婢」の解説

奴婢はさらに公賤私賤があり、私賤伝来婢、買婢、祖伝婢の三種があり、下人指した。奴婢は売買略奪対象であるだけでなく、借金担保であり、贈り物としても譲与された。従母法では、奴婢の子は奴婢であり、したがってまた主人財産であり、自由に売買された。そのため、一度奴婢に落ちたら、代々その身分から離脱できなかった。

※この「奴婢」の解説は、「妓生」の解説の一部です。
「奴婢」を含む「妓生」の記事については、「妓生」の概要を参照ください。

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