奇貨居くべしとは? わかりやすく解説

奇貨居くべし

出典:『Wiktionary』 (2021/09/19 11:40 UTC 版)

成句

奇貨くべし (キカ・オくべし)

  1. 一見価値ないよう見えるが、滅多にない機会なのでそれを逃すものではないの意。

由来

司馬遷史記呂不韋伝』より

白文】子、秦諸庶孽孫、質於諸侯車乘進用不饒、居處困、不得意呂不韋邯鄲、見而憐之曰、此奇貨可居。
訓読文】子の諸庶孽孫、諸侯に質たり。車乘進用饒(ゆた)かならず、居處困(くる)しみ、意を得ず呂不韋邯鄲に賈ふに、之を見、憐みて曰はく、此奇貨居くべしと。
現代語訳】子(後の秦の荘襄王始皇帝の父)は、秦王数多くいた妾腹一人で、諸侯(趙、都は邯鄲)に人質出されていた。(母国から見放されていたので)乗り物身の回りの品は貧しく住まいもみすぼらしいもので、手元不如意であった呂不韋が、邯鄲仕入れに出かけたとき、子出会い憐れんで言った、「これは掘り出し物だ。とっておこう」と。

翻訳



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