奄美群島国定公園
[与論島]
琉球列島中部の奄美群島から沖縄本島にかけては、固有の生物がきわめて多い。奄美大島にもアマミノクロウサギ、ルリカケスなど、顕著な固有種や希少種が生息する。この公園は奄美大島、徳之島、喜界(きかい)島、沖永良部(おきのえらぶ)島、与論(よろん)島の5島からなり、海岸線と、奄美群島最高峰で、数々の固有動植物を育む亜熱帯照葉樹林に覆われた湯湾(ゆわん)岳(694m)を含む山地の一部が含まれる。
海岸は奄美大島南部は沈降海岸だが、徳之島や喜界島では隆起サンゴ礁によるなど、変化に富む。各所にサンゴ礁があり、また、奄美大島南部の住用(すみよう)川下流部などにはマングローブ群落が発達している。北部の大和村思勝(やまとそんおんがち)に野生生物保護センターが設置されている。
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