大阪府警クレーム事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:47 UTC 版)
「探偵!ナイトスクープ」の記事における「大阪府警クレーム事件」の解説
放送初期は番組の方向性を模索していた時期で、第9回の放送で局長である上岡自らが探偵となり調査を行った。調査依頼は当時問題となっていた国道1号の迷惑駐車で、駐車禁止の区域に違法駐車されている現状を調査した。上岡は「警察は違法駐車を(事実上)放任しており職務怠慢だ」と断定し、マイクを持ったまま最寄の交番に突入。中に居た警官らに物凄い剣幕で一方的に怒鳴り散らして取材を終え、それが放送された。直後に取材内容に対して府警から朝日放送(当時)に苦情が寄せられ、今後、上岡がロケ取材を行わないとの確約で決着した。上岡のロケ取材更迭の空いた枠は、企画段階で起用がボツとなっていたMAKOTO(北野誠)が嘉門達夫の推薦もあり正式な探偵として加入した。その後、「警察は指紋を集めているか?」(1989年1月14日放送)の調査で再び警察を挑発してしまい、ナイトスクープと府警の関係は絶望的となったが、「カギはどこまで信用できるか?」(1989年6月24日放送)の調査で府警と和解した。この時、松本プロデューサー(当時)は収録台本に「くれぐれも大阪府警 をおちょくったりしないように!」といった旨の文章を出演者に向けて記述した。
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