大阪市職員にパワハラ、辞任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:54 UTC 版)
「貴納順二」の記事における「大阪市職員にパワハラ、辞任」の解説
2014年大阪市の橋下徹市長に任命され、市特別職(常勤)の代表監査委員を務める。全国組織「全国都市監査委員会」の代表者(会長都市)も務め、2018年市監査委員に再任されたが、2019年9月、大阪市公正職務審査委員会に公益通報があり調査の結果、貴納が市職員に対し「お前ら職員の分際で、わしの言うことを聞けんのか」などの言動でパワーハラスメント(パワハラ)を繰り返していたことが発覚。2020年(令和2年)3月24日、市公正職務審査委から是正を勧告された。職場環境の改善措置を松井一郎市長にも求められた結果、貴納は同日に辞表を提出した。 パワハラ被害は、市職員28人(行政委員会事務局監査部監査課)のうち8人、9件で時期と場所が特定された。時期は特定できなかったが、「金魚のフンみたいに座っているだけ」「こんな仕事なんか、女の子にさせりゃええんだよ」などの発言もパワハラと認定された。 そのほか、「国立大学まで出てこの程度か」「役立たず」「本当に馬鹿」「仕事から外す」と言ったり、休日出勤の代休を取得しようとした市職員に「そんな心がけじゃ、民間会社では一発アウト」と話した上、勤務後の夜間に翌朝までの資料修正を命じたり、「15分で昼ごはん食べて、午後すぐに修正資料持ってこい」と指示して、昼食をとらせず作業を行わせた。市職員の1人は突発性難聴となり、心療内科に通院している。
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