浅倉久志
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浅倉 久志(あさくら ひさし、本名:大谷善次、1930年3月29日 - 2010年2月14日)は、日本の翻訳家。SF作品の翻訳で著名であり、特にカート・ヴォネガット、フィリップ・K・ディック、ウィリアム・ギブスンの作品を多く翻訳している。また、同業者の伊藤典夫と共に、R・A・ラファティ、コードウェイナー・スミス、ジェイムズ・ティプトリー・Jr.といった異色の実力派作家を日本に紹介した。
- ^ 『ぼくがカンガルーに出会ったころ』国書刊行会、2006年、p.9および奥付
- ^ 大森望『新編 SF翻訳講座』河出文庫、2012年、p.288
- ^ 東京創元社の「溺れた巨人」や「ファファード&グレイ・マウザー」シリーズの翻訳は最初大谷名義であったが、後に浅倉名義へと変更されている。
- ^ アーサー・クラーク・C → あさくら・くし → 浅倉久志
- ^ 大森望「解説」『きょうも上天気』角川文庫、2010年、p.320
- ^ 2007年度版『SFが読みたい!』におけるインタビューでは、「もっとも好きな作家は、ハリイ・ハリスン」「もっとも気に入っている自分の翻訳作品は、ハリスンの『宇宙兵ブルース』」と回答している。
- ^ この名称は、当時「ミステリマガジン」編集長の各務三郎と相談して決めた。『はじめて話すけど…小森収インタビュー集』(フリースタイル、2002年)より。
- ^ 連載「”不実な美女”たち──女性翻訳家の人生をたずねて」(Vol.1 小尾芙佐さんに聞く 5回表)(2014年7月22日公開、2020年5月7日閲覧)
- ^ 『タイタンの妖女』翻訳家、浅倉久志氏死去 - J-CASTニュース(2010年2月17日公開、2020年5月7日閲覧)
- ^ 浅倉久志氏=翻訳家 : おくやみ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)[リンク切れ]
- ^ 『本当の翻訳の話をしよう』(スウイッチ・パブリッシング)P.213
- ^ http://www.bungenko.jp/book/index.shtml
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