浅倉久志とは? わかりやすく解説

浅倉久志

(大谷善次 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 13:49 UTC 版)

浅倉 久志(あさくら ひさし、本名:大谷善次、1930年3月29日 - 2010年2月14日)は、日本翻訳家SF作品の翻訳で著名であり、特にカート・ヴォネガットフィリップ・K・ディックウィリアム・ギブスンの作品を多く翻訳している。また、同業者の伊藤典夫と共に、R・A・ラファティコードウェイナー・スミスジェイムズ・ティプトリー・Jr.といった異色の実力派作家を日本に紹介した。


  1. ^ 『ぼくがカンガルーに出会ったころ』国書刊行会、2006年、p.9および奥付
  2. ^ 大森望『新編 SF翻訳講座』河出文庫、2012年、p.288
  3. ^ 東京創元社の「溺れた巨人」や「ファファード&グレイ・マウザー」シリーズの翻訳は最初大谷名義であったが、後に浅倉名義へと変更されている。
  4. ^ アーサー・クラーク・C → あさくら・くし → 浅倉久志
  5. ^ 大森望「解説」『きょうも上天気』角川文庫、2010年、p.320
  6. ^ 2007年度版『SFが読みたい!』におけるインタビューでは、「もっとも好きな作家は、ハリイ・ハリスン」「もっとも気に入っている自分の翻訳作品は、ハリスンの『宇宙兵ブルース』」と回答している。
  7. ^ この名称は、当時「ミステリマガジン」編集長の各務三郎と相談して決めた。『はじめて話すけど…小森収インタビュー集』(フリースタイル、2002年)より。
  8. ^ 連載「”不実な美女”たち──女性翻訳家の人生をたずねて」(Vol.1 小尾芙佐さんに聞く 5回表)(2014年7月22日公開、2020年5月7日閲覧)
  9. ^ 『タイタンの妖女』翻訳家、浅倉久志氏死去 - J-CASTニュース(2010年2月17日公開、2020年5月7日閲覧)
  10. ^ 浅倉久志氏=翻訳家 : おくやみ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)[リンク切れ]
  11. ^ 『本当の翻訳の話をしよう』(スウイッチ・パブリッシング)P.213
  12. ^ http://www.bungenko.jp/book/index.shtml


「浅倉久志」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「浅倉久志」の関連用語

浅倉久志のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



浅倉久志のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの浅倉久志 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS