ユジノサハリンスク空港とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ユジノサハリンスク空港の意味・解説 

ユジノサハリンスク空港

(大澤飛行場 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 00:40 UTC 版)

ユジノサハリンスク空港
Аэропорт Южно-Сахалинск
Yuzhno-Sakhalinsk Airport
IATA: UUS - ICAO: UHSS
概要
国・地域 ロシア(実効支配)
所在地 サハリン州ユジノサハリンスク
母都市 ユジノサハリンスク
種類 軍民共用
運営者 FSUE "Yuzhno-Sakhalinsk Airport"
標高 18 m
座標 北緯46度53分13秒 東経142度43分19秒 / 北緯46.88694度 東経142.72194度 / 46.88694; 142.72194
公式サイト 公式ウェブサイト (ロシア語)
地図
UUS
ロシア連邦の空港位置図
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
01/19 3,400×45 コンクリート
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示
空港の入り口にあるAn-24の記念碑
サハリン島内のローカル線に就航するアヴィアシェリフ社(タイガ)のDHC-6型飛行機

ユジノサハリンスク空港ロシア語: Аэропорт Южно-Сахалинск英語: Yuzhno-Sakhalinsk Airport、日本の施政権が及んでいた時代の名称:大澤飛行場)とは、ロシア連邦が、「サハリン州ユジノサハリンスク(日本名・豊原市)」に存在するものとして管理している空港である。空港ターミナル及びその付帯施設は民間だが、飛行場本体はロシア空軍との共用である。ホムトヴォ空港ロシア語: Аэропорт Хомутово英語: Khomutovo Airport)、アントン・チェーホフ空港ロシア語: Аэропорт Антона Чехова英語: Anton Chekhov Airport)とも呼ばれる[1]

概要

ユジノサハリンスク空港は、1945年(昭和20年)8月17日に樺太豊原市大沢地区に日本軍によって豊原大澤飛行場として建設された[2]。2,700m滑走路で開港したが、ソ連による接収後に滑走路は3,400mに拡張された。

免税店が存在し、化粧品、ウォッカ、ビール、チョコレート、はちみつなどが売られている。

2018年9月1日より、日本人の他、中国人をはじめとした17か国の外国人が、ウラジオストク自由港法により8日までの電子ビザを事前申請することができるようになった(詳細はロシアの査証政策を参照)[3]

2018年10月よりロシア国内の空港名に冠する計画が開始され、国民投票を経て2019年5月31日にウラジーミル・プーチン大統領がホムトヴォ空港に作家アントン・チェーホフを冠する大統領令に署名した[1][4]

就航航空会社と就航都市

国内線

航空会社 就航地
オーロラ ハバロフスクウラジオストククラスノヤルスクブラゴヴェシチェンスクペトロパブロフスク・カムチャツキーオハユジノクリリスク国後島)、クリリスク択捉島
アエロフロート・ロシア航空 モスクワ/シェレメーチエヴォ
ロシア航空 モスクワ/シェレメーチエヴォ
S7航空 ノボシビルスクイルクーツク、ウラジオストク
イル・アエロ イルクーツク、ブラゴヴェシチェンスク、ウラン・ウデチタ
タイガ・エア ソヴィエツカヤ・ガヴァニノグリキ(ゾナリノエ経由)、シャフチョルスクゾナリノエ(ティモフスク)アレクサンドロフスク・サハリンスキーポロナイスクスミルヌイフ[5]

国際線

航空会社 就航地
オーロラ ハルビン北京/大興

(運休中)札幌/新千歳東京/成田ソウル/仁川

アクセス

  • ユジノサハリンスク中心部との間には3、8、63番のバスが運行されている。

その他

脚注

外部リンク

※この項目の執筆に当たって英語版の記事を参考にしました。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ユジノサハリンスク空港」の関連用語

ユジノサハリンスク空港のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ユジノサハリンスク空港のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのユジノサハリンスク空港 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS