スミルヌイフとは? わかりやすく解説

スミルヌイフ【Smirnïkh/Смирных】

読み方:すみるぬいふ

ロシア連邦サハリン州樺太中部の町。林業が盛ん。冷戦期には空軍基地があった。1945年昭和20以前日本時代には気屯(けとん)とよばれ、旧日国境沿い町として知られた。


スミルヌイフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 21:15 UTC 版)

座標: 北緯49度45分00秒 東経142度50分00秒 / 北緯49.750000度 東経142.833300度 / 49.750000; 142.833300

スミルヌイフ (ロシア語Смирных)は、サハリン中央部に位置する町。ロシア連邦サハリン州に属する。日本統治時代(1905年1945年)の気屯(けとん)にあたる。

日本統治時代の詳細については、「気屯」の項目を参照すること。

概要

スミルヌイフは、サハリン中央部の北緯50度線に近い位置にある町 [1]ユジノサハリンスクから北へ約363キロメートル、ポロナイスクから北へ約73キロメートル、北緯49.750000度、東経142.833300度に位置している。人口は、7,909人 (2021年人口調査) [2]

1905年ポーツマス条約により日本に割譲され、「気屯」と呼ばれた。気屯は敷香町に属し、ソ連国境に接するため軍用飛行場などがあった。1945年ソ連が占領、統治することとなった。冷戦期には、スミルヌイフ空軍基地があった。 冷戦終了後の1996年、日本政府により市内に戦没者慰霊碑が建立された[3]

交通

脚注

  1. ^ ロシア連邦の地方行政単位で「Посёлок городского типа」に該当する。直訳では「都市型居住地」 あるいは「都市型集落」 だが、ここでは「町」と訳した。
  2. ^ 1989年の人口調査では、9,693人であった。
  3. ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、296頁。ISBN 9784562049318 
  4. ^ https://travel65.ru/bus/
サハリン州の市町
州都: ユジノ=サハリンスク

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