大学時代・ゴール直前でコースを間違えるも総合10位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 06:20 UTC 版)
「寺田夏生」の記事における「大学時代・ゴール直前でコースを間違えるも総合10位」の解説
1年次の第87回箱根駅伝では当日エントリー変更で10区を担当。11位でタスキを受け、激しいシード権争いを展開。残り1kmで4人の8位集団につけると、ゴールまで残り500m地点から猛烈なスパートをかけ、単独8位に浮上する。ところが、残り120m地点の交差点で集団の前を走行していた中継車がコースを外れると、寺田もこれを追いかけてしまい、コースを間違えて交差点を右折してしまった。慌ててコースに戻ったときにはシード権外の11位に後退していたが、なんとか前を走る城西大学・甲允昌吾をかわし、辛うじて総合10位でフィニッシュ。総合11位とシード落ちした城西大学とは僅か2秒の差で、國學院大學として史上初のシード権を獲得した。ゴール後、寺田は周囲が喜ぶのをよそに「危ねえ!」「間違えた!」と漏らしていた。寺田がコースを間違えた交差点は「寺田交差点」と呼ばれるようになった。寺田は後にこのことを振り返った際「(コース間違いに気が付いたときは)冗談抜きで『終わった…』と思いました」と語っている。 2年次の第88回箱根駅伝では自ら志願して5区を走った。13位でタスキを受けると区間5位の好走で4人を抜き、シード圏内の9位でゴール。チームの2年連続シード権獲得に貢献した。 3年次の第89回箱根駅伝、4年次の第90回箱根駅伝ではチームのエースとして華の2区を務めた。
※この「大学時代・ゴール直前でコースを間違えるも総合10位」の解説は、「寺田夏生」の解説の一部です。
「大学時代・ゴール直前でコースを間違えるも総合10位」を含む「寺田夏生」の記事については、「寺田夏生」の概要を参照ください。
- 大学時代・ゴール直前でコースを間違えるも総合10位のページへのリンク