増殖するコラボレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 05:57 UTC 版)
「ナイキダンク」の記事における「増殖するコラボレーション」の解説
ナイキダンクの復刻と共に1999年制作されたWU-TANG CLANのプロモーションモデルが記念すべきコラボレーションの第1号となる。以来、2001年のATMOSおよびSTUSSY共同企画の記録的なヒットを経て、常にブランドの求心力を刺激するカンフル剤としての役割を果たしてきたナイキダンクのコラボレーション。L.A.スニーカーカルチャーの最前線「UNDEFEATED」のプロモーションモデルを相次いで手掛けた2002年。翌年には世界的なグラフィティライターのスタッシュとエリック・ヘイズがそれぞれ作品を発表する。スタッシュはわずか50足限定のカスタムダンクを、ヘイズはスプレーペイントによるハイカットとローカットを制作。また同じ2003年末、NBAのスーパースターに捧げるレブロン・ジェームズのプロモーションモデルが登場し、いずれも大きな話題を呼んだ。そうしたキックスカルチャーを専門に扱う『SOLE COLLECTOR』誌との共同企画が実現したのは2005年のこと。ここで日本の国内事情に目を向けると、アーティストをパートナーに迎えた共同企画では、2005および2006年に木村カエラが、2006年にマイティクラウンがそれぞれナイキダンクとコラボしている。ちなみに2006年には年度別リリース型数がピークを記録し、サンフランシスコ「HUF」共同企画のクラック(ひび割れ)モデルやSTUSSY共同企画の第2弾などコラボレーションでも話題作に恵まれた。以降、2007年のデストロイヤー、2008年のハウス・オブ・フープスといった大型コラボも展開し、ナイキダンクの絶対的な人気を支える重責を担っている。
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