土佐太一【トサタイチ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9518号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | しょうが | |
登録品種の名称及びその読み | 土佐太一 よみ:トサタイチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 11月 23日 | |
品種登録者の名称 | 高知県 | |
品種登録者の住所 | 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松本満夫、岡田昌久、猪野亜矢、植田祥平 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、在来系統(西内系)をコルヒチン処理して育成された4倍体であり、茎数はかなり少なく、塊茎片はかなり大きく、塊茎の形状がインド型の品種である。草勢はやや強、草丈は高、葉数は中、葉の大きさはかなり大、色はかなり濃緑、茎の数はかなり少、太さは太、長さは長、色は濃緑である。芽の数はかなり少、色素発生は淡、塊茎片の数及び塊茎の分岐数はかなり少、大きさは大、塊茎片の大きさはかなり大、塊茎の節間長は長、形状はインド型、塊茎外皮の色は灰黄、塊茎表面の凹凸は少、塊茎重は大、塊茎の肉色は灰黄白、肉の硬さはかなり軟、肉のち密性はかなり粗、乾物歩合はかなり低、繊維はかなり少、辛味は弱である。早晩性はかなり晩、発芽温度はかなり高、低温生長性及び貯蔵性はかなり低、開花性はかなり易である。在来系統(西内系)及び「インド」と比較して、葉及び茎の色が濃いこと、茎基部の色素発生が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に高知県農業技術センター(南国市)において、2倍体大しょうが在来系統(西内系)の茎頂培養個体をコルヒチン処理して育成された4倍体であり、平成2年から増殖を行いながら特性の調査を継続し、6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「高育1号」であった。 |
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