国内社会課題への取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 05:57 UTC 版)
「大西健丞」の記事における「国内社会課題への取り組み」の解説
東日本大震災の経験から大規模災害時のリスク分散などを考慮し、2013年にピースウィンズ・ジャパンの本部を、東京から広島県神石高原町へ移転し、広島県内の殺処分犬を1000日以内にゼロにする計画を発表する。600頭規模の犬舎の建設や、広島市と神奈川県藤沢市で譲渡センター開設などを進めた。2016年に同活動が日本経済新聞社ソーシャルイニシアチブ大賞を受賞する。 2016年から瀬戸内海の豊島で、ゲルハルト・リヒター「14枚のガラス/豊島」の一般公開を始める。作品を収める箱型の建物は、リヒターのアイデアとデザインに基づいて建てられた。毎年春 - 秋の一定期間に土・日・祝日限定で無料で公開される。 ピースウィンズ・ジャパンの「ピースワンコ広島譲渡センター」は、保護した犬の25匹に狂犬病予防注射を怠たった狂犬病予防法違反容疑で広島県警察から強制捜査され、「注射が一時追いつかなかった」「現在は全頭終えた」と釈明したが2018年11月に書類送検されたのちに不起訴処分が確定した。センターは年々収容頭数を増加させているが不妊や断種の処置をせず、地域住民や動物愛護団体から脱走して野犬化する危険性が指摘され、週刊新潮は2018年5月18日号で「偽善」と記事にした。
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