国内初の排砂設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 14:12 UTC 版)
発電を目的に1985年(昭和60年)に完成し、関西電力株式会社が手掛けた黒部川水系の発電用ダムの中では最も新しい。認可出力は新柳河原発電所で41,200kW、音沢発電所で124,000kW、出し平発電所で520kWである。このダムはダム湖の堆砂を排出する「排砂ゲート」を備えた日本最初のダムである。黒部川は日本でも有数の土砂排出量が多い河川のため、貯水池の容量を維持、および下流へ土砂を流すことで海岸線の後退を防ぐことを目的に、出し平ダムには排砂ゲートが、3つある洪水吐ゲートの両側に装備された。
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