国内初の「世界の記憶」生存作家
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「木内信夫」の記事における「国内初の「世界の記憶」生存作家」の解説
1997年、2013年、京都府舞鶴引揚記念館に抑留イラストを100枚以上を寄贈。2014年に同館で企画展「抑留と交流と-木内信夫絵画に見るウクライナ抑留-」が開催され、同年3月22日に本人によるギャラリートークが行われた。そして2015年(平成27年)10月10日。寄贈した抑留イラストのうち40枚が、世界の記憶として登録された。世界の記憶としては日本初の生存作家となった。同年、11月3日に柏ユネスコ協会より感謝状が授与された。 登録された抑留イラストは、戦争の記憶を伝える資料として他の公共施設の企画展にて展示紹介されることがあるが、その場合は基本的にレプリカである。実物のイラストは長期保存処理が施され、2019年(平成31年)4月21日に舞鶴引揚記念館の新収蔵庫において自身のイラストが搬入されるのを見届けた。2019年(令和元年)8月6日から15日の間、「平和の尊さ」と題するイラスト展および講演会(8月10日)が柏市のkamonかしわインフォメーションセンターで開催された。戦後75年の2020年は世界の記憶登録5周年でもあることから、京都府舞鶴市では登録日となった10月10日に「平和未来フォーラム」が開催され、生存作家として出席した。
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