固有速度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 23:49 UTC 版)
ある宇宙船が、地球から(地球の静止系で)1光年離れた惑星まで高速で移動するとする。これに要する時間は、宇宙船内の時計でみると1年よりも短くなることが可能である(地球上の時計でみれば、必ず1年以上かかる)。このとき、地球の系でみた移動距離を、宇宙船の時計でみた経過時間で割った値のことを、固有速度(英語版)という。固有速度はあるひとつの慣性系で観測される速度を表しているわけではないので、この値には上限がない。しかしもちろん、同時に地球を出発した光信号はどんな場合にも宇宙船より速く惑星に到達する。
※この「固有速度」の解説は、「光速」の解説の一部です。
「固有速度」を含む「光速」の記事については、「光速」の概要を参照ください。
固有速度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 14:39 UTC 版)
無慣性航行に移行する直前に船や物体が持っていた慣性ベクトル。有慣性状態に復帰した瞬間に回復する。この時の移動の方向や速度によっては大事故につながる場合があり、注意が必要。
※この「固有速度」の解説は、「レンズマン」の解説の一部です。
「固有速度」を含む「レンズマン」の記事については、「レンズマン」の概要を参照ください。
- 固有速度のページへのリンク