噺の座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 02:42 UTC 版)
「ざこば・鶴瓶らくごのご」の記事における「噺の座」の解説
「噺の座」とは、この番組の収録が行われていた朝日放送本社Aスタジオに設置されていたセットのことで、寄席の雰囲気を醸す造りとなっていた。観覧希望者の募集要項においては「らくごのご」ではなく、「噺の座」希望となっていた。番組開始当初はこの名称は無く、視聴者に公募を掛けて選考した結果「噺の座」と命名された。ちなみに、ボツとなったハガキの中には「いざこ座」や「ばこ座」(ざこばを逆さから読んだだけのもの)というものもあり、採用はされなかったものの珍名称として番組内で紹介されていた。 舞台正面の上手側には「ざこば」と、下手側には「鶴瓶」と掲げられていた(エンディングでは、下手側に掲げられている「鶴瓶」が「つるべ」とひらがなで表記されていた)。また、壁の上部には過去のお題が全て掲げられていた。お題は回数が多くなってくると100回毎にまとめられ、舞台下手の上部に飾られていた。セットには花道が設けられており、ゲストと鉄ビンの挑戦者たちはそこを通って登場していた。過去に1度模様替えをしたことがあり、2代目のセットは『今夜はちょっと気晴亭』という鶴瓶司会の演芸番組でも使われていた。 1996年に一度東京のテレビ朝日「六本木センター」スタジオで収録が行われた際には、スタジオセットが大阪から東京まで運ばれ、実際に使用された。しかし、使用したスタジオとセットの寸法が合わなかったので、セットの一部を切断したという話が残っている。
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