商品構成
どのような商品群によって売場をつくりあげるかということであり、小売業にとって重要な商品戦略(マーチャンダイジング戦略)である。商品構成は、系列構成(カテゴリー、あるいは品種)と品目構成の両面をもっている。商品系列構成は、たとえば紳士服店では、コート系列、ジャケット系列といった商品グループをさす。系列構成の拡大は総合化の方向、縮小は専門化の方向になる。商品品目構成は、それぞれの商品系列について、スタイル、素材などによる集合品目(SKU=ストック・キーピング・ユニット)と、さらに細かくカラー、サイズに落とし込んだ絶対品目の構成を検討することによって総合化、専門化の方向性、ライバルに対する競争戦略が決まってくる。系列構成と品目構成で、商品の幅と奥行きを決めることになり、店の性格に大きな影響を与える。商品構成の決定は、経営者あるいはマーチャンダイザーによって決断されるのが普通である。
商品構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:12 UTC 版)
1979年の時点で、店舗数、売上高共に業界1位に登りつめていたセブン-イレブンは、一般食品61%、雑貨類21%、生鮮食品6%となっているのに対して、マイショップでは一般食品46%、生鮮食品45%、雑貨類9% と生鮮食品の割合が高いのが特徴であった。 標準店の取扱品目数は、セブンイレブンが平均3,500品目に対し、マイショップは2,000品目であった。
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