和具漁港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 03:33 UTC 版)
和具漁港(わぐぎょこう)は三重県志摩市志摩町和具にある第4種漁港。三重県が管理する。三重外湾漁業協同組合志摩支所(旧・志摩の国漁業協同組合)の基幹港である。高木秀和の漁業センサスを用いた分析によると、志摩市の漁業の中心は和具と浜島の2本柱であったが、浜島の衰退により志摩市の漁業を支える1本柱となった。同名の第1種漁港が三重県鳥羽市沖の答志島にある。 明治時代までは天然の良港であったが、明治末期から大正期にかけての台風による堆積作用で港の機能は壊滅的な被害を受けた。1939年(昭和14年)からは県の事業として港湾整備事業が開始されるも第二次世界大戦により中断、終戦後の1951年(昭和26年)7月28日に第4種漁港指定を受け、整備が完了した。 2006年(平成18年)現在、漁協組合員数624人、所属漁船513隻、水揚げ高2062.3tである。地域活性化の一環として三重県外からの漁船を誘致しており、高知県や宮崎県からカツオやマグロの漁船が入港・水揚げしている。
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