味こだま【アジコダマ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8537号 |
登録年月日 | 2000年 12月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 味こだま よみ:アジコダマ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 新潟県 | |
品種登録者の住所 | 新潟県新潟市新光町4番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 星豊一、阿部聖一、石崎和彦、重山博信、小林和幸、松井崇晃、田村隆夫、原田惇、中嶋健一、金山洋、佐々木康之、星野卓、樋口恭子、市川儀夫、矢野一成、池善世、佐々木行雄、竹内睦、東聡志、阿部徳文、近藤敬、小関幹夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「コシヒカリ」に「新潟14号」を交配して,育成された固定品種であり,育成地(新潟県長岡市)における成熟期は中生の早,稈長がやや短,耐倒伏性が強い水稲,粳種である。草型は偏穂数型,稈長はやや短,稈の細太はやや細,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度はやや立である。穂長はやや短,穂数はやや多,粒着密度はやや疎,穎毛の有無と多少は中,穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は稀,芒長は短である。玄米の形,大小及び精玄米千粒重は中,玄米の見かけの品質は上の中,光沢はやや良である。出穂期及び成熟期は中生の早,障害型耐冷性は中,穂発芽性は難,耐倒伏性はやや強,脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i,Pi-k,穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性は強である。「コシヒカリ」と比較して,稈長が短いこと,耐倒伏性が強いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-i,Pi-kであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和52年に新潟県農業試験場(長岡市)において,「コシヒカリ」に「新潟14号」を交配し,55年にその実生の中から選抜,以後,系統育種法により育成された固定品種であり,58年から生産力検定試験及び特性検定試験,平成元年から地域適応性試験を行い,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「新潟30号」であった。 |
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