名前《茉》の読み方
人名用漢字「茉」の主な読み方
茉という漢字は本来「ばつ」・「まつ」と読ませる漢字なのですが、人名に用いられる場合に限って「ま」と読ませます。茉を「ま」と呼ばせるようになったのは、ジャスミンという花の名前に茉莉という漢字をあてたことがきっかけです。ジャスミンはインドが原産の落葉高木で、香りが高く真っ白な花を咲かせることが特徴です。そこから可愛らしさや清浄さというイメージが、この漢字に含まれるようになりました。男の子の名前の読み方
茉という漢字はその成り立ちから花のイメージが強い文字です。そのイメージのためか、あまり男性につけられることが少い漢字でした。茉という漢字が男性につけられる場合、特別な印象を周囲に与えることが多いです。茉という漢字が使われている名前には、蒼茉(あおま)・和茉(かずま)・翔茉(しょうま)・嵐茉(らんま)などがあります。女の子の名前の読み方
茉という漢字は、女性によく使われる文字です。ここでは茉を用いた女性の名前の中から、代表的なもののいくつかを紹介していきます。愛茉(えま)には愛という字が使われています。愛が用いられる場合、愛情深い女性になることを願ってつけられることが多いです。2つの言葉が混ざると人を愛し和ませる女性になって欲しいと言う意味になります。茉依(まい)という漢字もよくつけられる名前の1つです。依には人を助けるという意味が備わっているので、茉と合わさると損得なく人に手を差し伸べられる人ななってほしいという意味を持つ名前になります。茉廣(まひろ)という名前に使われている廣という字には、広がるという意味があります。その言葉が茉という字と組み合わさると和やかな雰囲気を周囲に広げる人になって欲しいと言う意味の名前となります。漢字に込められた主な意味・イメージ
自分の子供に名前を付ける場合、字や音の好みで選ぶこともありますが、多くの場合名前に付ける漢字には、子供への思いが込めれられています。茉という漢字が子供の名前につけられるときには、周囲を和ませる存在になってほしい・きれいに育ってほしい・裏表のない人になってほしい、といった願いが込められます。- 名前《茉》の読み方のページへのリンク