名前《毅》の読み方
人名用漢字「毅」の主な読み方
毅という漢字は、音読みでは「き」、訓読みでは「つよい」・「たけし」と読ませます。この漢字を人名に用いる場合は、「かた」・「こわし」・「さだむ」・「しのぶ」・「たか」・「たけ」・「つよし」・「とし」・「のり」・「はたす」・「み」・「よし」・「つよ」・「つよき」と読ませることも可能です。毅という漢字は、「入れ墨をする為の針とイノシシの姿」と「木の杖のかたち」を組み合わされて生まれた言葉です。元々の意味は「やたらと怒る」でしたが、時代が経過すると「強い」・「強く決断する」といった意味が加わりました。毅はよく人の名前に使われているイメージがありますが、この文字が人名に使われるようになったのは1951年からです。男の子の名前の読み方
毅という漢字は「強い」や「意思が強い」といった意味を持つ言葉として知られています。男性的なイメージがあることから、男性によく付けられてきた名前です。この漢字が用いられている人気の名前には、愛毅(あいき)・安毅(あき)・彰毅(あきたか)・顕毅(あきたか)・明毅(あきたけ)・亜毅羅(あきら)・亜毅斗(あぎと)・敦毅(あつき)篤毅(あつき)・純毅(あつき)などがあります。女の子の名前の読み方
毅という漢字は力強い男性的なイメージのある言葉です。ですからあまり女性に付けられて来なかった名前だと言えます。この文字が使われている事例はまだ少ないですが、使われているものには前向きで良い名前が多かったです。この漢字が使われている名前には、毅世子(きよこ)・毅美子(きみこ)・光毅(みき)などがあります。漢字に込められた主な意味・イメージ
毅という漢字には、「物事に動じない」・「しっかりとした態度を持っている」・「意思が強い」という意味があります。この漢字を自分の子供に付ける親は、毅の持つ意味から意思が強い人間になって欲しいという思いを込めることが多いです。毅という文字が使われている有名人には、明治時代の政治家で大日本帝国憲法の起草に関与した井上毅(いのうえこわし)や5・15事件で暗殺された犬養毅(いぬかいつよし)などが知られています。- 名前《毅》の読み方のページへのリンク