同性愛に対する姿勢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/26 18:34 UTC 版)
2013年、イリア2世は同性愛を「病気」を表現し、薬物依存症と比較した。2013年5月17日、トビリシでは国際反ホモフォビアの日を記念してゲイの権利に関する集会が予定されていたが、イリア2世は集会を中止するようジョージア当局に要請し、この集会はジョージアの伝統に反する「多数の権利の侵害」および「侮辱」であると述べた。このコメントに続いて、ジョージア正教会の司祭に率いられた数千人がトビリシの道路に集まり、ゲイの権利集会に対する抗議を行った。集会参加者に向けられた強い反発のために、集会は中止となり、活動家は警察によりバスで安全に護送された。この日の出来事に対してイリア2世は、すべての暴力的な行為を深く批判した。 イリア2世は説教において、同性愛や中絶に対する叱責を行い、またテレビ等で過激な性的なコンテンツが放映されないようにするためのチェック機構を求めた。そして「不十分な愛国心」しかない教科書を批判し、イリア2世が「極端な自由主義」と呼称するものについて講義を行い、海外から入ってくる「偽りの文化」に警鐘を鳴らした。
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