古着商
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 15:33 UTC 版)
駿府屋繁三郎 富沢町の古着商。総兵衛の義兄。大黒屋の力を狙う道三河岸一派の手により殺害される。 まき 駿府屋繁三郎の女房で、総兵衛の実姉。 江川屋彦左衛門(先代) 人徳の士として知られ、富沢町で慕わぬ者は無かった人物。7年前に急死。1年も経たない頃、後家のつたと出入の担ぎ商いの得三が再婚し名主職に就いた。 江川屋彦左衛門 本名・松太郎。京都で修行していた先代の遺児。柳沢吉保の意向で4代目彦左衛門となり、同時に富沢町惣代に就任。 京で修行していたじゅらく屋から店員を引き抜いてきたが、商売が上手くいかず、遂には大黒丸の商品を奪うため駿府丸船員殺害に手を染め、総兵衛に殺される。 佐蔵 江川屋番頭。 勤太郎 佐蔵の倅。父に代って江川屋を仕切る。 佐助 京都のじゅらく屋の番頭。 崇子(たかこ) 113代東山天皇の近臣、中納言坊城公積(ぼうじょうきんつみ)の次女。先の朝廷勅使柳原前大納言資廉(すけかど)は叔父にあたる。江川屋彦左衛門(松太郎)の子を身籠り、江戸に来てその子を産む。江戸での暮らしが成り立つよう手を回してくれた総兵衛に恩を感じ、後に大黒屋のために様々な尽力をする。 坊城 佐総(ぼうじょう すけふさ) 崇子と江川屋彦左衛門(松太郎)との間に産まれた子。名付け親は総兵衛。
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