古典的な用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:00 UTC 版)
漢語では本来は動詞で、「超える」「超えて行く」「飛び超える」を意味する。たとえば慣用句の 挟泰山而超北海 (訓読: 泰山を挟みて北海を超ゆ) — 『孟子』梁恵王 のようにである。 現在の熟語に当てはめると、たとえば「超人」は「超㆑人」と返り点を打ち「人を超える」と訓読みできる。このような補足構造「動詞+目的語」の熟語を「接頭辞+語根」と再解釈することにより、接頭辞「超」が現れた。 その他の構造の熟語としては、 入超 「入(輸入)が(輸出を)超える」の主述構造 超越 「超える」と「越える」の並列構造 などがある。これらは接頭辞「超」としては解釈できない。
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