収集物、展示物、プログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/21 04:09 UTC 版)
「ワシントン郡博物館」の記事における「収集物、展示物、プログラム」の解説
展示物の一つに、1853年建造のワシントン郡刑務所がある。この建物は1986年から2008年まで、国家歴史登録財に指定されていた。かつては郡の催事場にあったワシントン郡刑務所は修繕された後、2004年にワシントン郡博物館に移設された。この10フィート (3.0 m)×16フィート (4.9 m)の面積を持つ刑務所は、当初博物館内に収められていたが、2007年に博物館の拡張に伴い、博物館外に移された。 収集された工芸品の範囲は、ミシンなどの日用品から現地の名家が用いたウェディングドレスまで多岐に及ぶ。この地の先住民に焦点を当てた「このカラプヤの地」(This Kalapuya Land)、郡史の工芸品全体を取り上げた「ワシントン郡概観」(Washington County in a Nutshell)などの展示があるほか、さらには一時的に他所から取り寄せたものを展示する特別展示物も用意されている。特別展示の例としては、オレゴン歴史協会による「オレゴンはインディアンの土地」(Oregon is Indian Country)があった。また、プリント・アーツ・ノースウェスト(Print Arts Northwest)と提携し、毎月ロビーに画廊を設けている。 農業が機械化される以前、ワシントン郡博物館で「ドラフト・ホース・プラウイング・エキシビション」の名を冠した耕起行事を毎年行っていた。現在この行事はシャンプイ州立公園で行われている。また、ワシントン郡博物館は移動博物館などを用いて、地域社会に郡の歴史を広める活動を行っている。
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