厳斗一とは? わかりやすく解説

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厳斗一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 05:46 UTC 版)

厳 斗一
Om, Tu Il
個人情報
生誕 (1971-06-12) 1971年6月12日(52歳)
京都府
教育経営学部
出身校青山学院大学
職業税理士
身長175 cm (5 ft 9 in)
体重65 kg (143 lb)
スポーツ
日本
競技ITFテコンドー
重量級ライト級
獲得メダル
日本
男子 ITFテコンドー
世界選手権
1988年 (第6回)
ブダペスト
団体型
1992年 (第8回)
平壌
3段型
全日本選手権
1990年 (第1回) ライト級
1991年 (第2回) ヘビー級
1992年 (第3回) ライト級
1993年 (第4回) ライト級
1994年 (第5回) ミドル級
2001年 (第12回) ライト級
2002年 (第13回) ライト級
2002年 (第13回) 3段型

厳斗一(オム・トゥイル、1971年6月12日 - )は、ITFテコンドーの指導者・師賢(マスター)。テコンドー・オムスクール代表。日本国際テコンドー協会 (ITF-JAPAN) 理事を務める。

人物・来歴

京都府在日コリアン3世として生まれる。1982年11月、ITFテコンドー日本普及開始時の一期生として、11歳よりテコンドーを始める。1988年、17歳の時に第6回世界選手権(ハンガリーブダペスト)の日本代表に選抜され、黄秀一らと男子団体型の部で金メダルを獲得。速水勇、黄秀一とともに「テコンドー三羽烏」と呼ばれ、1990年代のITFテコンドーを代表する選手の1人として活躍した。1991年4月、大学入学資格検定に合格[1]し、青山学院大学経営学部入学。

大学卒業後、1997年9月に会計事務所のKPMGピートマーウィック入社。2000年2月、同社を退社するとともに日本におけるテコンドー普及を事業目的とした会社を設立、東京都・千葉県でテコンドーの指導にあたる[2]。選手としては2001年2002年の全日本選手権を2連覇、2002年にはMVPを獲得した。

現役引退後は、自身の名を冠した「テコンドー・オムスクール」の代表として後進の指導と育成に尽力。国際大会で活躍する選手達を輩出している。また、雑誌・月刊フルコンタクトKARATEの連載「厳斗一の日々雑感~テコンドー・インストラクターの毎日~」を執筆していた。

2019年8月24日、昇段審査で7段に昇段、師賢(マスター)の称号を授与された[3]

身長175cm、体重65kg。東京都足立区在住。

主な戦績

  • 1988年4月 - 第6回世界テコンドー選手権大会(ハンガリーブダペスト)男子団体型優勝。17歳で日本代表の一人として選抜された。
  • 1990年4月 - 第1回全日本大会ライト級準優勝
  • 1990年8月 - 第7回世界テコンドー選手権大会(カナダモントリオール)日本代表
  • 1991年4月 - 第2回全日本大会ヘビー級優勝
  • 1992年4月 - 第3回全日本大会ライト級準優勝
  • 1992年9月 - 第8回世界テコンドー選手権大会(北朝鮮平壌)日本代表。3段型準優勝[4]
  • 1993年4月 - 第4回全日本大会ライト級優勝
  • 1994年4月 - 第5回全日本大会ミドル級準優勝
  • 2001年6月 - 第12回全日本大会ライト級優勝
  • 2002年6月 - 第13回全日本大会ライト級優勝・3段型優勝、同大会MVP獲得

テコンドー・オムスクール

厳斗一は自身の名を冠したテコンドースクール「テコンドー・オムスクール」を主宰している。同スクールは、東京都足立区千葉県柏市千葉市等で教室を開いている。

出身選手

オムスクールは日本代表選手を輩出しており、国際大会での戦績を残している。

脚注

  1. ^ 日々雑感 ~テコンドーインストラクターの毎日~ 2006年3月14日
  2. ^ テコンドー・オムスクール 指導員紹介 厳斗一
  3. ^ ITF Masters
  4. ^ VIII World Senior Championships TKD ITF Results – 1992

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