南米ユース選手権とFIFAワールドユース選手権
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「フアン・ロマン・リケルメ」の記事における「南米ユース選手権とFIFAワールドユース選手権」の解説
1995年8月、ユース代表監督に就任したホセ・ペケルマンによってアルゼンチン世代別代表に招集された。1997年にはペケルマン監督によって南米ユース選手権に出場するメンバーに選出され、リケルメは全9試合に出場して3得点を挙げた。アルゼンチンは過去30年間で2度目の優勝を飾り、リケルメ、ワルテル・サムエル、パブロ・アイマールは記者選出の大会ベストイレブンに選出された。この優勝で同年のFIFAワールドユース選手権出場権を獲得。マレーシアで行なわれた大会ではアルゼンチン代表のキャプテンを務め、グループリーグ全3試合に出場した。初戦のハンガリー戦 (3-0) では50分に得点し、2戦目のカナダ戦 (2-1) では55分に決勝点を挙げた。最終戦のオーストラリア戦では88分にPKを決めて3-3の同点に追いついたが、試合終了間際に失点して3-4で敗れた。アルゼンチンはグループ2位で決勝トーナメント進出を決め、決勝トーナメント1回戦のイングランド戦 (2-1) では10分にPKで得点した。準々決勝のブラジル戦には2-0で勝利し、準決勝のアイルランド共和国戦には1-0で勝利した。決勝ではウルグアイを2-1で下し、アルゼンチンは3回目の優勝を飾った。リケルメは4得点を挙げ、アルゼンチン代表はFIFAフェアプレー賞を受賞した。1998年5月にはフランスで開催されたトゥーロン国際大会に出場。U-20アルゼンチン代表は決勝でフランスを破って優勝し、リケルメは大会最優秀選手に輝いた。
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