南イタリア攻略とは? わかりやすく解説

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南イタリア攻略

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:11 UTC 版)

ロベルト・イル・グイスカルド」の記事における「南イタリア攻略」の解説

ノルマン人タンクレード・ド・オートヴィルの六男として生まれる。オートヴィル一族当初傭兵などをやっていたが、やがて南イタリアアラブ領や東ローマ帝国領を攻略するようになり、ロベルトの兄達は1042年イタリアプッリャ伯になったロベルトは、1047年ノルマンディー出てイタリアロンバルディア向かったその時は5人の騎士30人従者連れただけで、しばらく山賊のようなことをやっていたが、やがて1057年、兄の後を継いでプッリャ伯となり、弟のルッジェーロと共にカラブリアシチリア等の諸都市征服していった。 詳細は「ノルマン人による南イタリア征服#シチリアの征服、1061年–1091年」を参照 ローマ教皇ニコラウス2世は、神聖ローマ皇帝との争い備えて、これらのノルマン騎士手懐けるため、1059年ロベルトプッリャカラブリアシチリア正式に封じた。但し、いまだこの地方サラセン人東ローマ皇帝領が点在していた。その後1068年アフリカのジリア朝から送られ軍隊打ち負かし1076年までに弟と共にシチリア南イタリア多く征服した。たとえば、当時アラブ人支配されていたメッシーナ攻略中に当時拠点にしていたメルフィ1061年1月東ローマ帝国コンスタンティウス10世の軍に囲まれた。ロベルト全軍戻して奪取に当たり、カラブリア平定成功した1072年ロベルトシチリアルッジェーロ譲り自身プッリャカラブリア支配した

※この「南イタリア攻略」の解説は、「ロベルト・イル・グイスカルド」の解説の一部です。
「南イタリア攻略」を含む「ロベルト・イル・グイスカルド」の記事については、「ロベルト・イル・グイスカルド」の概要を参照ください。

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