千里川原田進入灯橋付近
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:10 UTC 版)
「大阪国際空港」の記事における「千里川原田進入灯橋付近」の解説
千里川にかかる原田進入灯橋の付近は、川の護岸(土手)沿いの一般道路であり、有名なウォッチングポイントである。滑走路32Lの延長線上の護岸は、着陸寸前の航空機がすぐ頭上を越えていくポイントであり、この眺望ポイントは「世界有数」 と評されている。 この場所は、単に千里川とも呼ばれる。川の土手部分であり、かつては柵が一つもなかったため、ジェット機発着時の噴射による風で転落する恐れもある危険な場所だった。現在も大阪国際空港長による注意書きには「この付近では航空機の噴射で危険ですから立ち止まらないで下さい」とある。現在は、当該箇所の川の両岸ともに緑色のフェンスが設置され、安全に飛行機を見ることができる。 この場所自体は、整備された施設ではないが、滑走路32Lの端から数十メートルの距離にあり、滑走路32Lに着陸する航空機が真上の至近距離(高度数十メートル程度)を通過し、離陸のため滑走路32Lに入る航空機や滑走路32Rに着陸進入する航空機も間近で見ることができる。そのため、多くの航空ファンや家族連れが足を運ぶ。桂小米朝らの著書によって、この場所が紹介されており、「大阪の観光名所のひとつであり、周辺道路を駐車禁止にするなら、スカイランドHARADAの駐車場と連携して観光客を呼び込むべきだ」という旨の発言をしている。
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