千歳市と映画館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 01:10 UTC 版)
「新千歳空港シアター」の記事における「千歳市と映画館」の解説
かつて千歳市には1940年(昭和15年)開館の「千歳座」 を皮切りに「友楽映画劇場」「オリオン座」「公楽映画劇場」といった映画館が存在していた。しかしテレビの普及と共に映画の斜陽化が進み、1968年(昭和43年)にオリオン座、1970年(昭和45年)に公楽映画劇場が閉館。その後千歳座は1972年(昭和47年)に改築した「スカイタウンビル」 の5階でリニューアルオープン。同ビルの3階に友楽映画劇場が移転 した他、日活ロマンポルノ専門の「千歳にっかつ」も併設したが、1984年(昭和59年)4月に千歳市民文化センターがオープン すると、同年11月27日には千歳座3スクリーンが全館閉館 し、同市中心部から映画館が消滅した。 この状況を見た市民有志は「ちとせシネマ倶楽部」というサークルを立ち上げ、千歳市民文化センターで新作や旧作映画の上映会を年数回行っていたが、隣接する恵庭市にシネマコンプレックス「恵庭・東宝シネマ8」が2000年(平成12年)7月8日にオープンすると、サークル自体は自然消滅となっていった。 かつて千歳市にあった映画館館名所在地観客定員数営業年千歳座 清水町1丁目 1,000人→220人 1940年 - 1984年 友楽映画劇場 幸町3丁目→清水町1丁目 418人→208人 1952年 - 1984年 オリオン座 朝日町2丁目 531人 1953年 - 1968年 公楽映画劇場 錦町3丁目 505人 1955年 - 1970年 千歳にっかつ 清水町1丁目 56人 1972年 - 1984年
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