千歳川橋梁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:06 UTC 版)
本駅の建設理由ともいえる千歳川橋梁(千歳川鉄橋)は、九州初の鉄道用鉄橋(ドイツ製・ポニープラットトラス工法、9連)であった。大正期に入ると機関車の大型化に伴い架け替えが行われ、旧橋梁は熊本県の鹿本鉄道に譲渡された。鹿本鉄道では4連に短縮された上で菊池川を跨ぐための「菊池川橋梁」として再利用された。同線は1960年に廃線となり、鉄橋も撤去されたが、その一部は後に宮原駅跡に保存された。2002年に再度移転し、現在は山鹿市の道の駅水辺プラザかもとの遊歩道の一部として展示されている。 また、現在も鹿児島本線から「千歳川橋梁」の名前は失われておらず、1977年に完成した現在の複線トラス鋼橋も千歳川橋梁と称されている。
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